導入事例
伊藤忠エネクス株式会社 様

阿部

　当社では、シェアード会社に人事業務を委託しておりましたが、2015年に該社が解散することとなり、人事給与を中心とした業務の委託先検討がはじまりました。当時4～5社で検討を行い、CACへの委託が決定しました。私たちにとって、丸ごとひとつの会社が持っていた機能を任せるということは、大変重要な決断でした。

　CACへの委託の決め手は、当時導入直後であった人事システムCOMPANY®にも精通し、業務だけでなくシステム運用・保守も任せられることでした。さらに、大企業向けBPOの実績が豊富で安心感があり、業務改善を含めた中長期的なパートナーになれる可能性を感じられたことでした。

金今

　CACに委託を始めた当時は、業務の標準化ができていたわけではなく、業務の属人化の課題を抱えていました。当社にとって重要度が高いテーマでしたが、CACの提案は属人化解消を期待できるものでした。また、人事システムCOMPANY®は自由度が高い分、カスタマイズや設定業務が必要で、それらを高いレベルで支援してもらえるという期待がありました。

金今

　およそ6か月かけて主要業務を移管し、約1年で人事業務の安定運用を実現しています。

　BPOの大きな成果として、属人化が解消され、事業の継続性が担保できたと思います。また、各種業務のアウトソーシングが完了したことで、従業員問合せ対応を含めサービスレベルが上がったと感じています。人事部門としても、ルーチン業務から解放され、コア業務へ専念することができています。

大塚

　私は現在、人事のコア業務のひとつであるタレントマネジメントシステムの導入・活用の推進を行っています。CACのBPOメンバーとは当システムの導入前から議論を重ね、どういう形で導入すればよいか一緒に考えながら検討してきました。

　保有する多様な人事データの中から、給与・役職・研修実績といった「静的データ」、業務内容やその質といった「動的データ」を、どのようにシステムに反映させるのか、多面的な検討が必要です。システム、業務双方の専門的な視点から一緒に考えていただき大変頼りにしております。